■ 2006 オーロラ旅 ■


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はやる気持ちを抑えつつ、渡航途中の機内からエドモントンの町を見てビックリ。
一面真っ白のはずなのに雪がほとんど無く、あまりの異常さに「イエローナイフは大丈夫?」と心配になりました。
世界的な異常気象により日本は大雪、ロシアは大寒波になりましたがイエローナイフも例外ではなく“暖冬”でした。昨年末から曇りの日が3週間続いたりと、この時期としては異常事態です。
おおよそを予測していたので、もう少し遅い時期に訪れたかったのですが、月齢と仕事の都合で2月の上旬になりました。心配しつつもエドモントンから2時間遅れた飛行機で、4度目のイエローナイフの地に降り立った。

いつも泊まるエクスプローラーホテルに到着すると、すぐ準備をしてオーロラを見に行くバスに乗った。
今回は、いつもとは違う現地ツアーを利用する為、観測地も違う場所になり、写真を撮る場所を新たに探す事が重要になります。直径300m位の湖のそばにティーピー群(テント)があり、そこから湖の中央近くまで歩いて行って東向きにカメラをセットしました。

ほとんど雲は無く星が輝いていて、しし座が出てきた頃です。
真東から一筋のオーロラが現れた。
一年ぶりの再会を喜んでいるとブレイクアップが始まりました。
オーロラのカーテン”が揺れ、その素晴らしい姿を変化させながら、東の空へ消えていきました。

帰りのバスに乗る為、歩いていると再ブレイクアップ。
今度は見事な“コロナ・オーロラ”です。帰るのを惜しみながらバスに乗りました…。
二日目の晩は曇天でした。待てども待てども晴れてくれません。
星も月も全く見えないまま時間だけが過ぎていきます。

それでもテントに入ったりするとチャンスを逃す恐れがあるため、じっと待っていると、空のあちこちで雲が光ったりしています。
理由は唯一つ、曇の上でオーロラが暴れているからです。
月の光さえ透さないほど厚い雲がオーロラで光って見えるのですから、さぞ豪快なオーロラなのでしょう。
悔しい限りです。

三日目は場所を湖の北側にある小高い丘に移してみる事にしました。空には一面ガスが覆っていて月に傘が出来ています。一応、晴れているのにオーロラは何処にも見当たらず、また時間だけが過ぎていましたが、一時間程して東の空に雲の向きとは違うものを見つけました。
オーロラです。

淡いオーロラは雲との見分けがつきにくく、分かるようになるまでには経験が必要です。
しかし、その段階で見つけ写真を撮る構図を決めておかないと間に合いません。
なぜなら短時間でオーロラが暴れ、終息してしまうかもしれないからです。

オーロラは成長を続け、一本の光の帯が出来上がるとブレイクアップした。
扇の様な広がりをもったエメラルド・グリーンのオーロラは10分程で終息しながら少しずつ北へ。
そののちに再度ブレイクアップ。
真北の低い位置で渦を巻いた様な形になりました。

 [2006.05.25up]

Jz

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