■ 2005 オーロラ(4) ■


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 14日目はオーロラセンターで見ていました。気温-23℃と数日前と比べると暖かく、この日のブレークアップは南の地平線上から始まりました。地平線のわずか上でピンク色の細い帯が暴れています。離れた場所(約1000キロ先)のブレークアップを見るのは初めてで嬉しかった。しばらくすると西の空が急に明るくなり、オーロラセンターの上でもオーロラが暴れだした。ブレークアップはオーロラが全天に広がっていても、一部分が活発に動くのだがこの日は、全天で激しい動きを繰り返した。どちらの方角を見たら良いのか分からなくなる程に。

 オーロラといえば滑らかに動くカーテン状を思い浮かべると思いますが、ブレークアップ中のオーロラは縦に細い筋(レイ)が集まってカーテン状になっている。このレイがキラキラ光りながら流れていく。それはシャープでトゲトゲしていると思う程に。ブレークの後、全天にオーロラの断片が散らばり淡く薄雲がかかった状態になった。

 15日目は曇りのち雪の悪天だったので、アイスロードを歩いてみる事にした。アイスロードとは、グレートスレーブ湖に張った厚さ1メートルの氷の上の道で、聞くところによると8キロ続いているとの事。ひたすら歩いてみると、どこまでもどこまでも真っ白な世界。地平線(氷平線?)の先まで一本の道が続いていた。極北の地で一歩一歩、素晴らしい経験をしていると思いながら歩いた。アイスロードを歩くという行為は、カナダ人には考えられない事らしく、すれ違う車から何度も「乗らないか?」と手で合図されたが、ウォーキングの仕草をして断った。

 16日目も曇天。ターミガン(雷鳥)を見に行った。日本では天然記念物に指定されていますが、イエローナイフでは苦労して探す必要がない程、そこら辺にいます。3メートル位まで近づくとヨタヨタと逃げていきます。
真っ白でカワイイです。

 18日目あいにくの天気でしたが、広い湖の上で大の字になって「明日帰るのか…。」と思いながら空を見ていました。「必ず、また来るぞ!」と誓いながら。

 結局18日中11日晴れ、7日曇りか雪、17回オーロラブレークアップ、そのうちベール・オーロラに3回遭遇した。晴れた日には必ずオーロラを見る事が出来て大満足でした。
今後に繋がるものを得る事が出来ました。

 [2005.03.28up]

Jz

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