■ 2005 オーロラ(2) ■


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5日目は朝から散歩に出かけた。
ホテルから30分ほど歩いた所にある丘にパイロット・モニュメントという碑があり、イエローナイフの街を一望できる。
眺めは最高!!(後日、ここで苦しむ事になるが…。)

丘を下り、グレートスレーブ湖の上を歩いている途中、“幻日”を見る事が出来た。
イエローナイフでは晴れていれば毎日のように見る事が出来るのだが、今回のは眩しい位に明るかった。
日本で見る幻日とは全然違う。

しばらく歩くとアイスロードに出た。アイスロードとは名の通り、“氷の道”。
透明感のある氷と地平線(氷平線?)の彼方まで続く氷の道に、どこまでも歩いてみたいという欲求がわいた。

この日の夜から3日間、曇りや雪でほとんどオーロラを見る事が出来なかった。
天気予報では今後2週間も悪天が続くと言っている。
晴れなければオーロラは見る事が出来ない。
今思えば、この時期が一番辛かった。
急に晴れるかもしれないので、ゆっくり寝れないし…。
で、昼間はあちこち散歩に行った。
世界最北端にあることで有名な?マクドナルドとか…。
時間を潰す意味ではなくて、どんな些細な事でも見て感じたかったから。
ただでさえ歩きにくい雪道に、冷たく乾燥した空気が体から水分を奪い、疲れで足が重くなってくる。
だが、できるだけ背筋を伸ばして黙々と歩いた。

8日目の夜、ホテルからオーロラセンターに移動している時には全天をオーロラが覆っていた。
この日のオーロラは色が薄く心配したが、大ブレイク時には今まで見た中で一番活発な動きをした。
そしてオーロラブレークアップの時間が異常に長かった。カメラを操作しながら夜空を見上げる。
日頃からカメラを見ないで操作する練習をしていて良かった。
今晩の記憶は一生消えないと思わせる程に、もの凄いコロナ・オーロラだった。
オーロラは真上にやってくると放射状になり、一点に集まっているように見える。
放射状に見えるオーロラをコロナ・オーロラといい、その点をオーロラ・コロナル・ポイント(磁場の天頂)という。
それはオーロラを見る上で大変重要な事だ。

真上に全天カメラを向けて撮影しているので、どの方向にオーロラが現れても確実に撮影でき、左側に前回作にあるプレリュード湖が写っている。
オーロラの縦縞模様が集まっているのが分かるでしょ。

 [2005.03.08up]

Jz

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