夜空を見上げて

土星 ぽっかり神秘のリング

福岡県太宰府市で撮影した土星(994枚を合成し、画像処理)

 夜10時ごろ、南西の空に明るく輝(かがや)く星が二つあります。向かって左にある、少し黄色味(きいろみ)を帯びた明るい方が土星で、もう一つの白い星は、おとめ座(ざ)の等星スピカです。

 神秘的(しんぴてき)なリングを持つ土星は、誰(だれ)もが好きな天体ですね。しかし、大きな望遠鏡を使わないと、見ることができないと思っている人が多いようです。実際(じっさい)には小型の望遠鏡でも真っ黒な宇宙(うちゅう)に土星がぽっかり浮(う)かんだ様子を見ることができます。

 土星は太陽の周りを約30年かけて回ります。その通り道がつくる面は公転面といわれています。その面に対して土星は傾(かたむ)いているので、地球から見ると、リングが広がって見えたり、細い線に見えたりと少しずつ変化します。現在(げんざい)は広がってきており、一番土星らしい姿(すがた)をしています。

この夏、天文台などに出かけて望遠鏡で土星を見てみませんか。

 (星空案内人 Jz)

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