夜空を見上げて

カシオペア座

 北の空にあるカシオペア座は、Wの形をした誰でも知っている星座です。しかし、Wの形に見えるのは、地平線に近い位置にある場合です。山やビルに隠れて見えにくくなるため、実際に見ことがある人は少ないのではないでしょうか。季節や時間によっては、Mの形に見えたりしますが、10月初旬、夜9時頃の北の空に は、3のような形に見えるカシオペア座があります。

 星座には季節によって見えるものと、見えないものとがありますが、カシオペア座は天の北極近くにあるため、一年中見ることができます。このような地平線に沈まない星は「周極星」と呼ばれています。

 先日、この写真を撮影するために山に出掛けました。山の中では、よく野生動物に出合いますが、この夜はシカが現れました。星を見ている時は、じっとして動かないことが多く、以前、僕の存在に気付かなかったシカに目の前まで接近されてしまいました。突然「ピィェーーーッ」と大きな声で鳴かれ、驚いて本当に心臓が止まりそうでした。それからは、わざと物音をたてて「ここで星を見ているよ」と伝えながら撮影しています。

※写真にマウスを合わせると解説が表示されます。

 (星空案内人 Jz)

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