夜空を見上げて

ロケットの打ち上げ

「みちびき」を搭載したH-ⅡAロケット18号機の打ち上げを見に行きました。
ロケットの打ち上げを見るのは3回目、今回は夜間の打ち上げなので星を背景にロケットが昇っていくのを楽しみにしていました。
前日、天気予報を見ると鹿児島県は「晴れのち曇り」になっていて最悪見られないかもしれない…。
九州最南端で見る予定だったが、宮崎県の方が晴れる確立が高いと思い、場所を変更することにしました。

自宅を出て高速を走っていると、事故により大渋滞…。
渋滞7キロを進むのに1時間以上かかってしまいました。
宮崎に着いたら撮影場所を探すつもりでしたが、そんな時間はなくなってしまい、
何度か観光で訪れた事のある都井岬に行く事に決め、何とか2時間前に到着した。

心配していた天気は快晴で、澄んだ青い空が気持ち良かった。
周辺を歩いて撮影場所を決め、準備を終えて椅子に座って待っていました。
すると、すぐ側まで馬が近寄ってきました。ここ都井岬には天然記念物「御崎馬」という野生の馬が生息しています。
こんなに近くまで寄ってくるのは初めてで、少々驚いた。
西の空に月と金星が寄り添って輝いているのを見ながら、コーヒーを飲んでいました。

暗くなると灯台の光や漁船のライトが目立ち、場所を移動したくなりましたが、
そんな時間も無いので、諦めてカメラのテスト撮影を始めました。
20時17分が近づいてくると緊張で心臓の鼓動が速くなっているが分かり、残り1分は時計を見ないで南の水平線をじっと見つめていました。

突然、南の水平線付近にある暗くて見えなかった雲がふわっと浮かび上がり、(まだ見えていないがロケットの炎が種子島周辺の雲を照らしている)
赤い火の玉がゆっくり上昇するのが見えた、と思ったら一気に強烈な光になった。
その光は眩しく、真っ暗だった海がオレンジ色に見えます。
100キロ近く離れているのに、ここまで明るいとは驚いた。

見物人が30人程いただろうか、歓声も飛び交っています。

真っ暗なので、飛んでいるロケットの姿は見えませんでしたが、上昇していくロケットの炎が見えています。
その後、固体ロケットブースターが分離するのが見えて、高度があがるとともに小さな点にしか見えなくなった。
あっという間の出来事でしたが、とてもきれいでした。

その後しばらく余韻に浸っていましたが、馬が草を食む音だけが聞こえていました。

※写真にマウスを合わせるとロケット発射後の写真に切り替わります。

 (星空案内人 Jz)

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