夜空を見上げて

月と金星

(2010年5月)

月と金星が重なる時の事を「金星食」と言うが、今回はそこまでは無い。しかし、かなり接近するので楽しみにしていた。実は金星食には苦い思い出がある。高校受験の時だったろうか、夜な夜な机に向かっていると生活のリズムに狂いが生じてしまう。少しだけの仮眠が爆睡になり、金星食を見逃してしまった。それ以来、月と金星が接近する時には見逃してしまうかも…という考えが頭から離れないでいる。

撮影場所を考えていたのだが、何故か電車が頭に浮かんだので、筑後川沿いの河川敷に行く事にした。このところ、黄砂の影響で空が霞んでいる日が多くて心配していたが、スッキリと晴れて気持ちのイイ初夏の陽気になった。早めに着いたので夕暮れの風に当たって鉄橋を渡る西鉄電車を見ていた。別に鉄道マニアではない。どちらかというと、鉄橋や無人駅のほうが好きだ。あくまでも風景としてですが。

そうこうしているうちに日が落ち、月と金星の輝きが増してきた。撮影するのも楽しいが、手ブレ防止機能付の双眼鏡で並んでいる月と金星を見ている方が楽しい。うーん、細い月と金星のペアは美しい。  次回の金星食(2012年08月14日)は絶対逃さないと心に誓った。

月と金星

 (星空案内人 Jz)

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