夜空を見上げて

ルーリン彗星 その3

(2009年2月)

いよいよルーリン彗星の見ごろがピークを迎えました。
しかし、天気予報は2月22日からの一週間は曇りか雨と最悪の展開。21日だけは、晴れるかもしれないと、疲れた重い体で山へと向かいました。

昼過ぎまで雨が降っていてので、晴れても雲が多くて苦戦するだろうと思いつつ現場に着きました。そこでは雲が多いどころか粉雪が降っていて、なかなか晴れてはくれません。今までの私だったら、すぐに場所を移動して晴れ間を探すのですが、とても疲れていたのでその場で待つことにしました。最近、そんな時にふと「歳かな・・・」と思うようになりました。

3時間くらい、じっと待っていました。すると、雲間から星が見えてきたので、外気に慣らすために機材を組み立て、撮影に備えました。

雲の切れ間に星が見えるという状況で、星座を確認するのにさえ苦労しました。だから、ルーリン彗星を見つけるのは大変でした。しかも、彗星は動きが速くて、3週間前とは全然違うところにいたのです。星図を見ながら、やっとのことで彗星を見つけることができましたが、肉眼でやっと見ることができるくらいでした。おそらく5~6等星だと思います。そして残念なことに、彗星の尾を確認することはできませんでした。

それでも、レンズ越しにうかがう彗星は明るくきれいで、うれしくなりました。やっぱり、彗星のエメラルド・グリーンの色は最高ですね!

ルーリン彗星

 (星空案内人 Jz)

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