紙面から

【ろうそく作り】しんの材質を変えると

2014年02月10日 20:22

 「きょうは、ろうそくを作ります。ろうそくのしんは、ふつうは木綿糸(もめんいと)を使うけど、スチールウールを使ってみようね」「えー、でも燃(も)えないんじゃない?」と子どもたち。

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 ハンマーでくだいたろうそくを、取っ手が長い計量カップに入れ、お湯にうかべてゆっくりとかします。チョコレートをとかす時にも使われる、湯せん法です。クレヨンをほんの少しけずって混(ま)ぜると、きれいな色に仕上がります。

 小さい紙コップを二重にして、とけたろうを流し入れます。こぼさないように、竹ばしに沿(そ)わせて注いでください。

 ろうが冷えて固まる間に、しんになるスチールウールを準備(じゅんび)します。フワフワのスチールウールをちぎり、長さ5㌢ぐらいに形を整えます。フワフワの状態(じょうたい)のものと、ねじって固くしたものの2通りを用意します。それぞれを差し込(こ)んだろうそくに火をつけました。フワフワのしんの方は、すぐに消えてしまいます。固くねじったしんの方は、しばらく燃え続けました。スチールウールに火をつけるとパチパチ燃えますが、炎(ほのお)は上がりません。フワフワ状態のしんが消えてしまうのは、このためです。

 ろうそくのしんは、とけたろうを吸(す)い上げて蒸気(じょうき)に替(か)える役割(やくわり)をしています。固くねじることで、スチールウールでもろうを吸い上げ、燃え続けることができるのです。火を使う実験は必ず保護者(ほごしゃ)と一緒(いっしょ)にしてください。

(エジソン少年理数工房(こうぼう)主宰(しゅさい)、小松英隆(こまつひでたか)さん)

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=201/01/28付 西日本新聞朝刊=

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